愛猫ももえの思い出

ブログ書き始めたはいいけど、何を書いたらいいのか早速わからなくなりました。
というか、他人のどーでもいい日記なんか読まされても楽しくないんじゃないかなと(ネガティブ思考)。

とりあえず猫の画像を貼っておけば大抵の人には喜んでもらえるだろう、というござかしい打算の元、今日は我が愛猫・ももえのことについて書いてみようと思います。

ももえとの出会いは今から遡ること12年前、2005年の11月のこと。
当時の職場の同僚の女性・Nさんから「風祭くん、子猫飼わない?」と、もちかけられたのがきっかけでした。

唐突のことに面くらいつつ、一体どういうことか話を聞いてみると……

Nさんが暮らすアパートの部屋には、ベランダに洗濯機が置いてあるのですが、どうもその辺りから猫の鳴き声が聞こえるようになり……
洗濯機の裏を覗いてみると、なんとそこには、どこからやってきたのか母猫と、生まれたばかりの子猫4匹の姿が!

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そろそろ冬も近づき、肌寒さも増してきたこの季節、このままベランダに放置しておくわけにも……
ということでNさんは、突然住み着いた猫家族を迎え入れ、餌をやったりしていたのですが……

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さすがに一人暮らしのワンルーム、このまま飼い続けるわけにも……
ということで、子猫たちの里親を探しているのだとか。

4匹の子猫のうち、1匹は引き続き自分で飼うことにして、他の3匹のうち2匹はすでに里親になってくれる人も決まった、とのこと。

で、最後の子の里親に、僕になってくれないか、という話でした。

で、当時の僕は京都のワンルームのアパートで独り暮らしをしていたのですが、それまで飼っていたシーズー犬のこにしきが老衰で亡くなってから2年。
ようやくペットロスから立ち直りかけてきた時期でした(´・ω・`)

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もう、ペットに先立たれるのは辛いし、そもそもこれまで犬は飼ったことあるけど、猫なんてまったく飼ったことないし。
なので正直かな~り迷ったのですが……。

野良として生まれた子猫が、Nさん家の洗濯機の裏にやってきたのも、Nさんを通じて僕のところに里親になる話が来たのも、考えてみれば不思議というか……

これも何かの縁みたいなものなのかもしれないな、と思って、引き受けることにしました。

正直、猫の飼い方なんて全然知らなかったので、不安もありましたが(;゚Д゚)

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Nさんと約束した迎え入れの日、キャリーバッグに入れられてやってきた子猫は、
まだ生まれて約2カ月目くらいらしい、白黒のはちわれの女の子でした。
びっくりするほど瞳が大きくて、可愛らしくて。

「猫なんて犬ほど人に懐かないっていうし、どうなのかね……」
と不安半分だった僕は、一目見てメロメロになってしまいました(*´▽`*)

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もらった初日に驚いたのは、その警戒心のすごさ。
部屋の中で、キャリーバッグの入口を開けてやると、突然物凄い勢いで中から飛び出して、部屋のどこかに隠れてしまい、そのまま全く姿を現さなくなってしまいました。
気配すら全く感じさせず、テーブルの下やクローゼットなどいろんなところに隙間があったこともあって、完全にどこに潜んでいるのかわからないレベル。

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ど、どうしたらいいんだ……
と、とりあえずネットで猫の飼い方などについて調べてみたら、もらってきたばかりの猫には、警戒して隠れて出てこないことはよくあることなのだとか。

あまり人気のないところに餌とトイレを置いておけば、勝手にこっそり食べたりトイレしたりするそうなので、無理に探し回るより、慣れてくるまでそっとしておく方がいい、とのことで……。
ほんとはなでなでしたり、すりすりしたり、してみたかったのに……
この調子ではそんなのは夢のまた夢か…… (´・ω・)=3 はぁ……

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出しておいたキャットフードもあまり減っておらず、トイレもしている様子がなく、このままで大丈夫なのかな、と心配しつつ、それから3日ほど経ったころ……

それまで、部屋のどこにいるのかさえわからなかった子猫が、テーブルの下から姿を現して、こちらの様子を伺ってくるようになりました。
それでもガマンして、こちらからは手出しをしないようにしていると……
なんと、子猫が向こうから近づいて来るではありませんか!* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ

おそるおそるゆっくり手を伸ばして、小さな頭をなでてやると、抵抗せずになでられてくれました!!
やったぁぁぁぁぁヽ(≧Д≦)ノうわぁぁぁぁん!!

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そして実際に飼い始めてみると、猫というのは、犬以上にとても飼いやすい生き物だということがわかってきました。

個体差もあるかとは思うのですが、

・ほとんど鳴かない
・自分で体を舐めて掃除するので、ほとんど匂いがしない
・完全室内飼いなら、散歩に行く必要がない
・キレイ好きで、トイレ以外の場所では滅多に粗相しない
・キャットフードを皿に入れて置いておけば、お腹すいたときに勝手に食べてくれる
・意外と普通に懐くし、甘えてくる

飼い始めるまでは、「猫なんて犬に比べたら愛想もないし……」と思っていたようなことが、意外と勘違いだったり、逆にそれが良い点だったりすることに気付いて、目から鱗でした。

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そんなこんなで始まったももえとの生活も、気がつけば12年。
もらってきた時はわずか生後2カ月だったももえも、12歳のおばちゃん(おばあちゃん?)猫になってしまいました。

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もらってきた日のことがついこないだのことのようだけど、考えてみたらこの12年、いろんなことがあったなあ。

引っ越しも3回して、生活や仕事の環境もすっかり変わったし、気がつけば僕もすっかりおじさんになっちゃったし。

ももえはというと、相変わらず元気で病気一つしない健康優良児ですが、人間に換算すれば還暦を越えてるくらいの年なんですよね~(´・ω・`)

これからもずっと、元気で僕のそばにいてくれたらいいな、と願わずにはいられません。

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