医学の進歩って偉大だなあ(´-ω-)

あちこちにできてた虫歯が痛み出したため、2015年から断続的に、近所の歯医者さんに通っていたのですが……
今日、晴れて全ての歯の治療が完了しました!* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノわーーい!!!!

一時期激痛で夜も眠れず昼寝する……ことすらやっぱりできないくらいの歯痛で苦しめられていたので、こうして無事全部の歯の治療が終わったのは本当に嬉しい(´;ω;`)

真面目に通っている時期と、通わなかった時期とがあるので、都合2年かけてようやく全て治療してもらった感じなのですが。
なんとなく、やりきった、って感じですね。
やりきったのは僕じゃなくて歯医者さんなんだけど(´゚艸゚)∴

それはさておき、歯科もそうだけど、現代の医療って本当にすごいですよね。

医療の素人からすれば、虫歯の治療だって、自分自身ではほとんどどうすることもできない。
神経が死んで痛みがなくなるまで、ただひたすら痛みに悶え続けるか、更なる激痛覚悟で歯を無理やり抜くくらいでしょうか。
(それだって化膿したり、いろんな害がありそうなので、賢明な対処とは言えないし……)

それをその時その時、ベスト(と思われる)方法で、きちんと食事もできるような状態に治してくれるんだから、当たり前っちゃー当たり前なんだけど、すごいなぁ、と改めて思う今日このごろ。

逆に歯医者さんがいなかったら、僕の歯はもうすでにあらかたボロボロですよね。
もう何か所も神経を抜いて、金属のかぶせものをした状態になってるけど、歯医者さんがいなかったら、そんな治療すらできずに歯がなくなってしまってて、もしかすると歯茎自体も虫歯菌の浸食でえらいことになってたことでしょう。
今のように、痛みもなく普通に食事を楽しむことさえ、夢のまた夢だったかも。

歯医者さんの話からは変わりますが……
僕、18歳の時に交通事故に遭ったんですよね。
深夜に、原付に乗ってバイト先から帰っている途中に、トンネルの中で駐車していた車に後ろから衝突してしまって。
一応ヘルメットはかぶっていたので、脳にはダメージはなかった(いや、あったからこうなってしまったのか?)のですが、顔面から車のリアガラスにモロに突入してしまい、大怪我を負いました。
(実はその衝撃のせいか、その事故当日あたりの記憶が飛んでしまって、いまだにどういう状況だったのか思い出せません(;゚Д゚)

で、割れたガラスの破片が顔に突き刺さってひどいことになってたのはもちろん、口のあたりからリアガラスにものすごい勢いで当たったので、鼻から顎にかけての骨がちょうど真ん中から割れてしまいまして……

図で説明すると、こんな感じ。
顎が割れた頭蓋骨
こんな感じで、ちょうど上下の顎の骨が中央から割れて、歯の列が真ん中から上下にずれちゃったんですよ。
事故後3日くらい昏睡状態になってて、目が覚めてみたら顔面痛いわ、打撲で体動かないわ、口の中は歯がズレてるわ、記憶はいろいろ飛んでるわでもうビックリ。

この事故についてはいろいろ面白エピソードがあるので、また改めて別の機会にお話するとして(知りたい人いるかわかんないけど)、顎の骨自体が割れて、ズレてしまっていたせいで、まともに顎の筋肉が動かせなくなってしまい、口を開けたまま閉じることができない状態でした。
そこで、顎を(口を開けたまま)針金のような器具で固定して、口の中にはガーゼのようなものが詰め込まれて、でもそのままだと呼吸ができないので(鼻も血の塊で塞がっていた)、喉の器官のところに穴をあけて、そこに呼吸器の管を通して、手術に耐えられる体力が戻るまでの数週間、そこから呼吸してました。

もうこの時点で医学スゲー!!って感じなんですけど、この割れた顎の骨の矯正手術もまたすごい。
全身麻酔を受けていたので実際の模様はわかりませんが、喉の部分から皮膚を切って、口の上あたりまでめくって、顎の骨をあるべき場所まで戻して、(生体に拒否反応が起きない素材の)ボルトで固定して、また皮膚を元に戻す……
という、話をしてるだけでドン引きしそうな(読んでいて気持ち悪くなった人、すみません)ものすごい手術だったそうな。
手術も8時間以上かかっていたらしい……そりゃそうでしょうね(;゚Д゚)

そんな手術をやり遂げたお医者さんたちは本当にすごいし、その当時の僕を助けて支えてくれた母にも妹にも、本当に感謝しています。

まあ何が言いたいかというと、もうそんな事故に遭って大怪我をした時点で、それを治療できるお医者さんがいなかったら、僕の人生はそこでおそらくほぼ終了か、生きていられたとしても顎が動かせないままだったわけですよね。
それがもう今ではきちんと日常生活が送れて、フランケンシュタインかゾンビのようだった顔も人並み(たぶん)に回復したわけで、やっぱそれができる医療ってすごい。

今でも治せない病や怪我、その後遺症に悩んでる方はやはり少なからずおられると思うし、医療にも限界や、時にあってはならない過ちもあったりするのかもしれないけど、そういう医療の発展と、その現場におられる方たちによって、僕らの命は支えられているんですよね(´・ω・`)
そう思うとほんとにいい時代にこの国に生まれてこれたと思うし、感謝感謝です……(人´∀`).☆.。.:*・゚ 感謝~♪.:*゚

聞いた話だと、アメリカでは日本以上に医療費が高額で、社会問題になっているのだとか。
国によっては、まだまだ満足な治療を受けられない人、紛争地で怪我や死と隣り合わせの生活をしている人たちも数限りなくいるわけで。
そんな人たちにも、必要な時に満足な医療を受けられるような世の中になって欲しいと心から思います……(´・ω・`)

僕にもささやかにでも、何かできることがあればいいんだけどなあ(´・ω・`)
募金とかくらいしかできそうにないけど……(´・ω・`)

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